海外SEO対策

海外SEOを英語で始める理由と日本語人口の未来


海外SEO市場は、日本語SEO市場とは現在も将来も別次元

英語を使用する人口は世界で14億人を超え、その66%の9億5,200万人がオンライン人口と言われています。対して、日本語を使用する人口は世界で1億2,600万人と言われ、既に94%の1億1,800万人がインターネットを活用しています。注目すべきは、これから英語を利用するネット人口がまだ4億8,200万人存在するのに対し、日本語の利用するネット人口の伸びしろはわずか800万人程度で、頭打ちとなっている点です。もしあなたがインバウンド事業を手がけていて、多言語サイトの構築で止まっているのであれば、それはとてももったいないことです。

世界に占める英語、日本語を使用する人口とインターネットの人口
言語 言語人口 ネット人口* 伸びしろ
英語 14億3,400万人 9億5,200万人 4億8,200万人
日本語 1億2,600万人 1億1,800万人 800万人
全世界 75億1,900万人 37億4,000万人 37億7,900万人

*2017年3月31日時点での数字。
出所:インターネットワールド 言語別ユーザー数(英語)

世界にバイリンガルはどれくらいいるの?数字で見える日本市場の今後の予測

検索分野は今後も成長、SEO対策にはこれからも言葉が重要

2015年、グーグルはアルファベットという持株会社を設立し、グーグルを傘下に収めましたが、グーグル単体の決算を見ると、2017年第一四半期の総売上は247億5,000万ドル、うち広告収入が214億1,100万ドルで、86.5%を占めています。グーグルはまだまだ広告ビジネスを主体とした企業であり、様々な新規事業を支えるためにも引き続き重要な事業です。インターネットの浸透とウェブの回遊時間に比例して、広告収入増加が直結するほど独占的な地位を築いています。そのために、検索エンジンの精度向上とユーザーの閲覧体験の追求に向けて一層注力していくことでしょう。

出所:アルファベット 2017年第一四半期IRレポート(英語)

逆に、グーグルの評判を落とすような検索結果やインターネットにおける信頼の失墜は彼らが一番恐れていることであり、事業リスクと考えているはずです。海外SEO対策は、外国人の閲覧体験の満足度向上につながる施策であるべきです。

持続的な海外SEOの実現と5つの条件

インバウンド需要の高まりに備えて、ウェブサイト担当者であるあなたが外国人集客の対策を講じるようにと社命が下ったとします。日本語でさえ狙い通りに検索上位表示対策で結果を出すことが簡単ではないのに、英語のSEO対策で成果を出すためには、何から始めたら良いのでしょうか。アウトソースか、もしくは内製か、経営判断に寄るところですが、いずれも必要な人材やスキルセットは共通しています。本記事では、当社これまでの経験と昨今の検索アルゴリズムの傾向から、現実的な条件を列挙します。

外国人と仕事を進めるスキル

英語を母国語としない人にとって、読み書きで最も難しいのは「書く」ことだと当社は考えています。自動翻訳ツールを開発するグーグルでさえも、検索結果にはインデックスしないと*警告しているくらいなので機械で代用するのは難しいと考えるのが自然です。日本語での概念、情報の探し方、それをネイティブスピーカーの言語圏ではどうなのか?といった外国人との精密なすり合わせが必要になります。海外SEO対策は、作業ではありません。共通のゴールに向けて、外国人による外国人目線の発想を促す必要があります。

*参照:多言語のウェブサイトのクロールとインデックス

SEO対策の成功・失敗体験

グーグルは、SEOに関連するアルゴリズムの概要を公開しています。しかしながら、グーグルはこうあるべきだといった理想も含ませて発信しているケースもあるので、額面通りに受け取らない判断力も必要です。そのためには、経験に基づく判断軸を持ち、数あるアルゴリズムの中から優先順位付けを行う必要があります。

英語の文献をリアルタイムで読み解くスキル

グーグルもフェイスブックも英語圏のサービスで、重要な情報はまず英語で発信されます。もしあなたが英語圏に向けたウェブサイトの運用を予定しているのであれば、最新情報を英語で収集することをお勧めします。まず情報量の次元が違うことに気づくはずです。

参照:Google Webmaster Central Blog

異文化の理解力

海外SEO対策に異文化理解力を条件に挙げるのは、少し戸惑うかもしれません。しかし、言葉を通じたコミュニケーションで生じる誤解や失敗を肌で経験していないと、外国語圏の生活をイメージできないでしょう。ホームページといえども、相手との1対1のコミュニケーションの場であることを忘れてはいけません。

異文化理解力を高める効果的な1冊

コーディングの知識・技術

グーグルはデザインを認識することができません。ここでいうコーディングの知識とは、グーグルのクローリングロボットとの技術的な対話スキルです。デザインを見ることができないグーグルボットは、サイトの構造と文章を手がかりに御社のサイトを判定していきます。昨今、この重要度は以前よりも高まりつつあります。

まとめ

本記事では、将来の日本語の伸びしろと海外SEO対策に必要な5つの条件をまとめました。少々ハードルが高いと思われるかもしれませんが、これが現実です。インターネットが出現する前は、外国人に対するビジネスとは海外へ行くことを意味していました。現地法人を設立して、現地の人間を採用して、商習慣を理解して、売り方を考えて、といった全うな手順を踏むはずです。インターネットで距離と時間が解消できたとはいえ、最終的には人対人なのですから、相手のことを知らずしてテクニックだけで接点だけを作ることができたとしても、それは長続きしないでしょう。追い風があるインバウンド業界だからこそ、安易な方法で自社の評判を落とすのではなく、海外に精通した担当者の採用や、外国語のわかるマーケティング会社の活用を検討し、腰を据えた取り組みが必要になります。


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